太陽光発電建設までのプロセス
太陽光発電建設完了までのプロセスは、私は大きく分けて開発、設計計画、施工の3つの段階に分かれると考えています。
まず最初に行うことは用地の選定です。ここが太陽光発電建設において最初かつ一番大事なところだと考えています。その理由は別記事で話したいと思います。
用地選定が完了したら粗設計、売電シミュレーションに移ります。そして固定買取制度申請や電源接続案件募集プロセスへの申請を行います。開発のフェーズが完了したら設計計画に移ります。設計でやはり大事になってくるのは土木分野の許認可開発になります。土木の設計と同じく電気設計も行い、その設計をもって施工に移ります。
施工の順番は土木工事が最初で、特に調整池などの防災工事が先になります。
どこでトラブルが起きるか
さらっと太陽光発電建設のプロセスを説明してきましたが、太陽光発電を計画し完成させるまで、実際どこに気を遣うかというと僕は土木分野です。経験上施工トラブルのほとんどが土木関係のトラブルです。これは自分も土木のことを知らなかったからという部分もあったかと思いますが、それにしても土木について理解している人間が少ないと感じています。Youtubeやブログを通じて、太陽光発電建設の基本を理解して下さる方が少しでも増えてくださればと思っています。
以上の内容は下記の動画でも解説していますので、ご確認頂ければと思います。